Vetterの治験薬製造拠点では、これまで顧客5社の製品の上市に貢献

スコーキー(米国・シカゴ)、ランクヴァイル(欧州・オーストリア)の両方の治験薬製造拠点にて臨床開発初期段階での顧客需要に対応

臨床開発の専門知識を備え、医薬品開発の効率化をサポート.
  • Vetterのグローバルビジネス戦略において治験薬製造パイプラインは必須
  • 専門知識を備えたVetterの包括的な治験薬製造サービス
  • オーストリアの新規拠点の開設で治験薬製造キャパシティを拡大

ドイツ・ラベンスバーグ(Ravensburg)、オーストリア・ランクヴァイル(Rankweil)および米国・スコーキー(Skokie) -- 2023年2月1日 -多くの新規治療薬が開発されるようになり、多数の製薬・バイオ医薬品企業は複雑な無菌充填・最終製剤化(フィル&フィニッシュ)ソリューションの需要に応えることのできる治験薬製造パートナーを求めています。さらに、医薬品の臨床開発初期段階にはさまざまな課題が伴う中、医薬品受託開発製造企業(CDMO)のグローバル・リーディング企業であるVetterは、治験薬製造の包括的なサービスを提供することでこうした課題に対処し、顧客プロジェクトの臨床開発から商業化までを確実にサポートすることに取り組んでいます。こうした取り組みが成功をもたらしていることは、スコーキー(米国・シカゴ)の治験薬製造拠点が2011年の本格稼働開始以来、すでに5つの新規医薬品の上市に貢献していることからも明らかであり、また今後数カ月のうちにさらに4件の新規医薬品の上市に貢献することが見込まれています。

同拠点は開設以来、240以上の顧客による監査を成功裏に完了し、45以上の培地充てん試験(プロセスシミュレーション)をミスなく実行してきました。現在、VetterのDevelopment Serviceでは第1相、第2相試験を合わせて80以上の臨床開発プロジェクトを受託しており、すでにこれまでに30以上の初期臨床開発プロジェクトをドイツ本社の商業生産サイトでの後期開発段階に移行させています。

Vetter Development Serviceのシニア・バイス・プレジデント(SVP)、Dr. Claus Feussnerは次のように述べています。「治験薬製造拠点はVetterの商業生産ビジネスパイプラインにとって非常に重要な役割を担っており、スコーキー(米国・シカゴ)の拠点は12年前の開設以来、目覚ましい実績をあげてきています。昨年1年間だけでも10以上の新規顧客による有望な治験薬開発プロジェクトを受注しています。」

さらに、Vetterの主要アカウント管理、サプライチェーン管理およびマーケティング担当シニア・バイス・プレジデント(SVP)、Carsten Pressは次のように述べています。「治験薬製造ケーパビリティへの継続的な投資は、常に市場に適応するとともに、顧客の重要な医薬品開発ニーズに注力していくという、Vetterの一貫した戦略的アプローチの現れだと言えます」

VetterのDevelopment Services USに次いで、Vetterがオーストリア・ランクヴァイルに開設した最新の治験薬製造拠点は、第1相および第2相試験向け注射製剤の製造キャパシティに加え、顧客にとって重要なプロセス開発のキャパシティをそれぞれ拡大しました。Vetterが2020年に買収した同拠点は、2021年末に管轄の規制当局の認可を受けた後、昨年、顧客向けの初の無菌充填作業を完了しました。VetterのDevelopment Services Austriaはスコーキー(米国・シカゴ)の拠点と並んで、欧州におけるVetterの新たな治験薬製造拠点として、Vetterの世界的なプレゼンスと製造キャパシティの拡大に貢献しており、開設以来、すでに14のプロジェクトを受注したほか、パイプラインにはさらに多くのプロジェクトを抱えるなど、目覚ましい実績を挙げています。

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