サステナビリティへの取り組みにおいて、Vetterが再び業界をリード
グローバル展開するCDMOのVetterが年次サステナビリティレポートを公開
グローバル展開するCDMOのVetterが年次サステナビリティレポートを公開
ドイツ・ラベンスバーグ―2023年6月14日―医薬品受託開発製造企業(CDMO)のグローバル・リーディング企業であるVetterは、サステナビリティ戦略の向上を常に追求しています。グローバル展開を行うVetterは、2報目の年次サステナビリティレポートを公開しました。Vetterはドイツ・ラベンスバーグに本社を置く医薬品サービスプロバイダーで、今回初めてスコープ3排出量も報告し、温室効果ガス(GHG)プロトコルの要件に従って自社のCO2排出量を公表しました。非連続的成長に加え、前年比で電力消費量および粗付加価値(ユーロ)あたりのCO2 排出量の大幅な削減に成功しました。2029年までに、粗付加価値に対する総排出量を基準年の2019年から10%削減する計画です。
「弊社は、顧客企業の皆様が、世界中の患者さんへ向けて高品質かつ極めて重要な医薬品を製造するお手伝いをしています。企業全体として、弊社にとってサステナビリティほど重要な課題はまずありません。サプライチェーンが機能していることは弊社にとって絶対条件です。サステナビリティレポートを公開することで、弊社の取り組み、成果そして目標についてより透明性が高まります。これにより、顧客企業の皆様にも安心感を持ってそれぞれのサステナビリティ目標を設定していただけるでしょう。」と、マネージング・ディレクターであるThomas Ottoは述べています。
全世界の同社拠点でグリーン電力100%を達成しているVetterは、2014年から、医薬品業界でいち早くサステナビリティに取り組んできました。以来、各拠点において再生可能エネルギー、資源効率およびサーキュラー・エコノミー(循環経済)の領域で拡大と転換を大幅に進めてきました。
「社内のあらゆる層からのサポート、経営陣とオーナー・ファミリーの熱心な取り組みがなかったら、とても今日のようなサステナビリティに関する成果は達成できなかったでしょう」と、テクニカルサービス/インターナルプロジェクトマネジメント担当シニアバイスプレジデントであるHenryk Badackは補足します。
従業員に対する責任を担うことと持続的に社会へ貢献することは、Vetterのサステナビリティ戦略における大きな柱です。 従業員のさまざまな生活状況に合わせ、対象グループに合った提案を行う総合的な健康管理に加え、従業員へのレベルの高い研修や育成の機会を奨励することも、サステナビリティに対するVetterの取り組みの一部です。例えば、Vetterでは全従業員に対し、法定健康保険ではカバーされない医療サービスの支払い費用として、追加の企業健康保険を無償提供しています。
さらに、2022年の「Sustainable Impact Award」で、「Social Impact on Employees」部門の首位を獲得しました。本賞は、従業員の満足度に焦点を絞り、最も魅力的な中堅企業の雇用主に贈られるものです。
並行して、Vetterはブランドアイデンティティの強化も行っています。マネージング・ディレクターであるPeter Soelknerは以下のように述べています。「弊社の特徴は、持続した力強い成長です。弊社の使命は、世界の患者さんたちのQOLを向上させることであり、目標は顧客、サプライヤーそして従業員、つまり、あらゆる層から信頼される存在であることです。新しくスタートした強化されたブランドとともに、確固たる企業価値を通じて、またダイナミックなブランドデザインを組み込むことによって、弊社の使命をお約束することを明確にしたいと考えています。弊社の新しいイメージは、Vetterがどの様な企業なのか、何を行っている企業なのかを誠実にお伝えするものです。」