複雑な注射製剤のサプライチェーンへの投資を継続

ドイツ・ラベンスバーグのVetter敷地内で建設工事が進行中

サプライチェーンの需要に応え、さらなるサービス拡大へ

  • 持続可能な成長と長期的計画に尽力
  • 顧客需要の拡大に対応すべく、積極的な投資を実施
  • 開発・製造プロセスの効率と品質を維持
     

ドイツ・ラベンスバーグ―2023年10月17日―医薬品受託開発製造企業(CDMO)のグローバル・リーディング企業であるVetterは、顧客とのパートナーシップに対する長期的貢献の一環として、追加投資を行うことを発表しました。40年以上にわたり無菌充填およびパッケージングに携わってきたVetterの豊富な経験には、持続可能な成長と企業の発展への一貫した願いが込められています。Vetterは医薬品サービスプロバイダーとして、将来を見据えながら、継続的なサービス拡大と顧客満足に向けた長期的目標を達成するための計画を立てています。

Vetterは、ドイツ・ラベンスバーグにあるグローバル本社の敷地内に現在建設中の新たな製造棟に、2億3000万ユーロを投資しています。2021年11月に着工した新製造棟は、このほど建物の外壁が完成し、建設工程における重要な節目を迎えました。新製造棟は奥行き122 m、幅44 m、高さ32 mで、新しい商業生産用充填ラインを複数設け、グローバルな顧客基盤に向けて効率的に無菌製造キャパシティの拡大を図ります。2024年末には、最初のクリーンルームを設置する予定です。

Vetterのマネージング・ディレクターであるThomas Ottoは、次のように述べています。「新製造棟は、複雑な注射製剤の包装システム、特定のプロセス要件、バッチサイズなどに関する顧客のニーズを引き続き全力でサポートしたいという弊社の姿勢の表れです。これは、弊社が持続可能な成長を果たすために現在行っている複数の投資の内のほんの一例に過ぎません。」

他の投資の例としては、分析サービスのための実験スペースの拡充、EUの他拠点における生産ライン新設による充填キャパシティの拡大、冷蔵設備や倉庫の拡大、技術設備の倉庫の新設などが挙げられます。これに加えて、全グローバル拠点において各種プロセスをさらに発展させるためのインフラ最適化、新たなコンパウンディング・調製室の設置があり、それによる入出荷製品の取り扱いの最適化にも取り組んでいます。

「この業界では、弊社の顧客や患者さんのニーズは絶えず進化しています」と、Vetterのマネージング・ディレクターPeter Soelknerは強調しています。「業界をリードするCDMOとしての弊社の責務は、強力なパートナーとして行動し、積極的に関連業界の動向を見極めるための手段を講じ、その上で適切なリソースを提供しながら、進化する市場の需要に応えることです。今後数年間、弊社はさらなる投資を続けることで、これまでサービスプロバイダーとして、初期開発段階からフィル・フィニッシュ(無菌充填・仕上げ)、アセンブリ、パッケージングサービスに至るまで、あらゆるフェーズで進めてきたこうした取り組みを、今後も変わらず進めてまいります。」

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