Vetterがゴールド・ステータスを獲得:Best Managed Companyに4回目の選出
CDMOであるVetterは、並外れた優良企業として表彰を受彰
CDMOであるVetterは、並外れた優良企業として表彰を受彰
ドイツ・ラベンスバーグ(Ravensburg) - 2023年5月30日 - 医薬品受託開発製造企業(CDMO)のグローバル・リーディング企業であるVetterは、4年連続でBest Managed Companyとして認められ、今やゴールド・ステータスを獲得しました。世界的に著名な本賞は、Deloitte Private、Frankfurter Allgemeine Newspaperおよびドイツ産業連盟(BDI)によって、毎年、40カ国以上の中規模ファミリー企業の中から受賞企業が選ばれます。
Vetterのマネージング・ディレクターであるピーター・ゾルクナー氏は、次のように述べています。「品質の証であるこの栄えある賞を4回も受賞したことを大変誇りに思います。複雑な注射製剤の製造におけるリーディング・サービス・プロバイダーであるVetterは、顧客の規模の大小を問わず顧客の信頼に応える革新的パートナーであり、特に経済的に困難な時代にこそ、そうあり続けます。本賞の受賞は、Vetterが正しい方向に向かっていることを改めて裏付けるものと考えています。」
本賞の受賞には包括的でサステナブルな戦略が求められます。それが「Vetter NExT 2029」です。これは、26の活動分野における6つのイニシアティブおよび4つの重点項目から構成され、複数部門にわたるチームが取り組み、定期的に進捗状況を追跡します。CDMOであるVetterのバリューチェーン全体が戦略的にカバーされています。また、デジタル変革、組織開発、サステナビリティなど、現代の事業運営上のハイレベルな課題にも対処します。
審査員は、サステナビリティの評価にも高い基準を設けています。規制の厳しいエネルギー集約型のバイオ医薬品業界のリーディング企業として、Vetterはすでに2021年以降、全世界の同社拠点でカーボン・ニュートラルを達成しています。昨年は初めて包括的なサステナビリティ報告書を発表し、世界的に認められているEcoVadis社の評価で「ゴールド」評価を獲得しました。今年初頭には国連グローバル・コンパクトに参加し、それを受けて、業界における責任あるサプライチェーンおよびサステナブルな業務プロセスの拡充を推し進めています。サステナビリティ活動は企業戦略にとって不可欠であり、経済、エコロジーおよび社会問題の諸領域にまたがります。
企業戦略にとってイノベーション管理プロセスは不可欠です。このプロセスを通じて早い段階で動向を掴むことで、ターゲットを絞りイノベーションに落し込むことができます。重要なのは、サステナブルな技術、プロセス、製品およびサービスです。例として、新しいインテリジェント技術を用いた製造関連工程の最適化があげられます。
「Vetterでは今後も、顧客のニーズに合わせて重点分野の開発を進めていきます。たとえば支援システムにおけるマン・マシン相互関係や、自律型協働ロボットの利用などです。これらのイニシアティブは時代の要請に従ったものであると同時に、顧客に革新的なソリューションを提供し、引き続き対等なパートナーであり続けるために非常に重要なものです。」と、Vetterのマネージング・ディレクターであるトーマス・オットー氏は語っています。その目標は、柔軟性、生産性、品質、ITおよび業務上の安全性を継続的に向上させることです。
Best Managed CompanyプログラムのマネージャでありDeloitte Privateのディレクターであるマーカス・シーズ氏は、審査員の評価について次のように説明しています。「あらゆる社会的危機の状況において、私たちが評価するのは参加企業のレジリエンス(回復力)と安定性です。ファミリー企業であるVetterは、とりわけその先見性のある総合的な戦略計画を通して、これらの成功要因を高いレベルで実現しています。さらに、サステナビリティのような重要な変革の分野で、すでに医薬品サービス・プロバイダーのリーダーとして位置付けられています。これらの活動分野は将来的な成長力を保証するものであり、その結果、今年もVetterが本プログラムにおける『業界最高水準』となりました。」